マーケティングとは?~知っておくべき基礎知識~

2017.12.8マーケティング全般

マーケティングとは?~知っておくべき基礎知識~

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「マーケティング」という言葉を聞いてイメージはつくものの、
言葉で説明するとなると、なかなか難しいですよね。

その理由としては、マーケティングという言葉の定義が難しいことや、
企業によってマーケティングの在り方が変わってしまうといった理由があります。

そこで、今回はマーケティングを考える上で基礎となる考え方をご紹介いたします。





【マーケティングとは?】



~マーケティングの定義~

「マーケティング」には、様々な解釈や定義があります。

マーケティング検定などを実施している日本マーケティング協会は、
以下のような定義を発表しています。

マーケティングとは、
企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、
公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
(引用元:https://www.jma2-jp.org/jma/aboutjma/jmaorganization

ちなみに、ここで言われている市場創造のための総合的活動とは、
「統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、
および顧客・環境関係などに係わる諸活動」と定義されています。

要するに、マーケティングは
「顧客のニーズに合ったものが最適な形で提供される市場を作り出すための活動」
と言えるでしょう。

~マーケティングの重要性~

マーケティングは企業にとって重要ですが、
近年になって、その重要性が強調されつつあります。

一体なぜなのでしょうか?

その理由は変化した時代背景にあります。


現在では市場が成熟し、「モノ」も「情報」も溢れている状態です。
その中で選ばれ生き残っていくには、競合製品との差別化を図らなければいけません。

たとえ良い製品を作っていても、顧客がはっきり良いと思えるような特徴がなければ
特徴のある他社製品が選ばれてしまう可能性があります。

そんな中で、自社製品を売り出していくには
顧客が買いたいと思ってもらえるような製品を作り、
それを他社製品と差別化できるかにかかっています。

そのためには、

顧客が求めているものは何か?
どういう場で宣伝すればより多くのターゲットに知ってもらえるか?
どのような状況を作り出せば顧客が購入しやすいのか?


などのリサーチやそれに基づいた販売促進活動、
つまり「マーケティング」が重要とされるようになったのです。


【マーケティングの役割とは?】



~企業におけるマーケティングの役割~

それでは、企業の働きの中で
具体的にどういった部分がマーケティングに当たるのかを見ていきましょう。

マーケティングとは
「顧客のニーズに合ったものが最適な形で提供される市場を作り出すための活動」
と説明しました。

この説明を顧客視点で言えば、
「欲しかった商品があり、最適な形でその商品の購入へと導いてくれる活動」

企業視点で言えば、
「最もよく売れる仕組みを作り出す活動」と言えます。

企業におけるマーケティングには、
売れる仕組みを作り出すことが役割として課されています。

それでは実際にどのように
その仕組みを作っていくのでしょうか?


実際に企業内の担当者の役割と結び付けて見ていきましょう。

~マーケティングに必要な業務~

それでは、企業のマーケティングを体現するにあたって
必要とされる業務内容を見ていきましょう。

日本マーケティング協会によると、
「統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、
および顧客・環境関係などに係わる諸活動」がマーケティングにおける総合的活動だと
説明されています。

ひとつずつ確認し、基本をおさえましょう。


①統合・調整されたリサーチ

これは、いわゆるマーケティングリサーチのことを指しています。
これまでのデータをもとに将来的なトレンドの予測行ったり、
市場における傾向や消費者動向などを含む市場調査や分析を行います。
こういった業務は、マーケティング担当者が担っています。


②製品・価格

顧客のニーズや、今後流行するであろう商品の予測を基に
新しい製品・サービスを作り上げます。
製品に使う資材やアイデアなどを決定し、テストを繰り返しながら商品を完成させます。
また、競合のデータを基にコストと価格の調整などを行います。


③プロモーション

商品を世に知らしめるために行うのがプロモーションです。
企業のwebサイトや、ニュースサイトなどの第三者メディアに商品についての記事を
掲載したり、メールで宣伝したりといった宣伝・広報活動を行います。


④流通

マーケティングにおける流通とは、販売において活用されるチャネルを指します。
マーケティングミックス「4P」の一つとされる「Place」に該当しますね。
チャネルとは、商品が生産者から消費者に届くまでの流れで使われる手段です。
自社製品をコンビニで売るのか、ECサイトで売るのか、店舗で売るのか...
ターゲットとなる顧客層にとって最も最適なチャネルを活用します。


⑤顧客・環境関係などに係わる諸活動

ターゲット顧客の状況や販売環境を把握し、改善していく活動が含まれます。
近年では、4Cという概念が唱えられるほど、
ビジネスにおける顧客との関係が重要視されています。

ターゲットとなる顧客と、どのように信頼関係を築き商品を買ってもらうのか、
今後も利用し続けてもらうのかを考え、施策に落とす必要があります。

また、販売活動をしなくても売れるような環境を整えるのも、この活動の一つです。
webサイトのSEO対策やコンテンツマーケティングという施策に、
この考え方が顕われています。

以上が、マーケティングにおける総合活動の基本になります。

ここまでの説明を読まれた方の中には、
マーケティング担当者は商品企画や広報の仕事全てをやらなくてはいけないのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、企業におけるマーケティング領域と
実際のマーケティング担当者がやる業務は完全一致するわけではありません。

その業務と担当者を図に表すと下図のようになります。



マーケティングの施策を考えるのがマーケティング担当者で、
その施策を実行してくれるのが商品企画や広報といった関係性になります。

マーケティング担当者が、いま顧客の間で最も多く出てきているニーズは何かを
分析したら、そのデータを基に商品企画が商品設計を行います。
マーケティング担当者が、顧客にとって頻繁に使われているコミュニケーションツールを
メールだと判断すれば、広報(PR)がメールで商品についてを周知します。

マーケティング担当者は、マーケティング領域における司令塔と言っても
過言ではありません。
そして、マーケティング担当者が商品企画担当や広報担当と上手く連携をとることで
はじめて企業にとってのマーケティングが機能します。

もちろん、全てこの通りやらなければいけない、というわけではなく、
企業によっては、マーケティング担当者が商品企画を担当したり、
広報を担当するケースもあります。



【最新のマーケティング動向】



~注目されている最新マーケティング手法「デジタルマーケティング」~

以上にマーケティングの基本知識をご紹介しましたが、
ここでは、最新のマーケティング手法をご紹介します。

マーケティングには様々な種類があります。

CRMマーケティング、インバウンドマーケティングなどのマーケティングの【一部の要素に特化したもの】や、
WEBマーケティング、SNSマーケティングのような【顧客との接触メディアに特化したもの】、
健康食品マーケティング、アパレルマーケティングなどの【特定の業界に特化したもの】です。
(参照元:https://webdirectorsguide.com/blog/marketing/2014/11/18254

この中でも、顧客との接触メディアに特化したもので
近年注目されている最新マーケティング手法があります。
それが「デジタルマーケティング」です。

デジタルマーケティングとは、
その名の通りデジタル領域を活用したマーケティングです。

PCやスマホなどのデジタルデバイス、webサイトやメール、
アプリやデジタル広告などを使ってマーケティングを行います。

顧客にとって身近であるデジタルデバイスからアプローチすることで、
より多くの接触ポイントを生むことができます。
また、SNSを活用することで顧客との信頼関係を構築することもできます。

IT化やネットの普及に伴い、デジタルマーケティングの重要性が大きくなりました。
近年では、EXPOなどで大きく取り上げられるなど、存在感も増しています。

今後、競合に勝ち抜いていく上で
デジタル領域でのマーケティングは必要不可欠になるでしょう。


~最新マーケティングツール~

デジタルマーケティングという領域が拡大する中、
マーケティングをサポートする最新ツールが開発され始めました。


・DSP

DSP(Demand Side Platform)とは、
web広告配信の最適化を行ってくれるツールです。

自社製品を売り込みたいターゲット層の人に対して、
設定した予算内でweb広告の配信ができます。

ターゲット層がはっきりしている企業が活用すれば
効率性や費用対効果において、かなりの向上が見込めるでしょう。


・AI分析ツール

いま大注目されているAIを使った分析ツールですが、
様々な種類があります。

webサイトの改善点を提案してくれるアクセス解析のAIツールや、
自社で保有しているビッグデータの分析をしてくれるAIツールなど。

マーケティングにおいて役立つツールが多く開発されています。
自社のマーケティングにおいて、ネックとなるポイントが明確になっている場合は、
解決の一手段として使ってみることもおすすめです。


・CRMツール

CRM(Customer Relationship Management)ツールとは、
その名の通り顧客関係を管理するツールです。

しっかりと顧客の情報や接触履歴を残しておくことで
データ化し保管しておくことができます。

営業だけが使うツールと思われがちですが、
データから、顧客層や顧客のニーズを読み取ることが可能なので
マーケティングにおいても、おおいに活用することができます。

既にCRMツールを使われている企業では
もう一度どういった形で活用できるかを見直してみても良いかもしれません。


・MAツール

MA(Marketing Automation)ツールとは、
顧客との関係構築を行い、販売促進へと繋げていくツールです。

顧客に対して最適なタイミングで最適なコンテンツを、
メールやSNSメッセージ、Push通知やポップアップ通知にて送ることができます。


そして、メッセージの開封率やリンクのクリック率などを計測することができます。
自社のターゲット層が、どういったタイトルのメールだと開けてくれるのか、
どういったコンテンツだと興味を持ってくれるのかを分析することができます。
分析結果に応じて、今後の施策の改善につなげることが可能です。

また、マーケティングの結果を数値に表すことができるので、
KPIや施策が組みやすくなるというメリットもあります。



【まとめ】



以上、基礎的な知識をご紹介いたしましたが、
マーケティングにおける取り組み方は企業によって変わることも事実です。

マーケティングの基礎をしっかりと頭に置きながら、
自社のビジネススタイルに合ったマーケティングとは何か
またマーケティングを成功に導くにあたって必要な施策やツールは何かを
今一度考えてみましょう。

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